生活支援ロボットデザイン支援事業例 | CASE04
介護施設向け集中管理型見守りシステムのシステムデザイン

介護施設向け集中管理型見守りシステムのシステムデザイン
  • 平成28年度~商品化促進モデル事業
  • 開発企業/(株)bio sync (「さがみロボット産業特区」オープンイノベーション)
  • デザイン事業者/石田デザイン事務所

介護施設向け集中管理型見守りシステムのシステムデザイン

 介護施設の人手不足を補い、施設の安全とサービスを向上させる自動見守りシステムです。これまで介護者の心拍や呼吸を測るには機器類を身につける必要がありましたが、このシステムは非拘束のため、介護者に負担がなく、安全性も期待できます。夜間見まわりの効率化、徘徊や突然の容態変化の対応が可能となり、質の向上にも期待できます。
 平成28年度の商品化促進モデル事業により、KISTECでは既存製品の基礎開発段階(素材選定、機構開発)から、システムの検証、量産段階まで総合的なデザイン開発に関わり、平成30年度内に商品化を達成する予定となりました。
プロポーザル案

●プロポーザル案
これまでのセンサーマットやセンサーユニットの性能やシステムを見直し、より使いやすく耐久性にも配慮した上で「シンプルでスマート」を強調。「グレートーンからカラー」を心がけ、介護現場でも洗練された美しさや優しさを感じられるデザインを提案した。

打ち合わせ

開発企業、デザイン事業者、KISTECで打ち合わせを重ねた。

素材の検討

製造メーカーをリサーチして、紙パッドの素材を検討。