ハイバックチェア(木製)の製作

支援先企業:有限会社コラボレ
KISTECの支援メニュー:試験計測(令和2年度)

製品化への課題

木製椅子の製品開発においては、強度や品質を確保すると同時に意匠性の高いものを目指して開発しています。

複雑な形状になると、複数のパーツに分けて加工した後、組み立てる必要があり、一つ一つを手加工で組上げるため、工程数が多くなることが課題でしたが、NC 加工を用いることで、少ない工程数で製作可能となりました。

KISTECの支援内容

KISTECでは、省力化を図るためにNCルータでの加工を提案し、椅子製作に必要な加工方法や加工手順の検証とNC プログラムの作成を行いました。

まずは設計図面から3次元データを作成し、NC 加工したときの状況をシミュレーションしながら、加工上の問題点などを予測しました。その後、製作者の方へのヒアリングといくつかの試作加工を経て、最終的なNC 加工方法を決定しました。

ハイバックチェア(SCH-01)
ハイバックチェア(SCH-01)
  • この製品化事例に関連するお問い合わせ
  • 担当:情報・生産技術部 加工評価グループ