小型飛沫除去装置ひかりクリーナー

支援先企業:大阪公立大学 大阪国際感染症研究センター 准教授 秋吉優史
KISTECの支援メニュー:技術開発受託(令和3年度)

製品化への課題

会話によって放出された飛沫は最大 2 m 程度飛ぶといわれ、マスクを付けずに近距離で会話をする会食は、飛沫による感染リスクが高いと言えます。

会食のように人が接近する状況では、飛沫を吸い込み、捕集し、含まれる有機物を分解する機器を対面する人と人の間に設置できると効果的ですが、飛沫除去に特化した機器はこれまでに無かったため、卓上に設置可能で、静音で安全な小型飛沫除去装置の開発が必要でした。

KISTECの支援内容

小型で卓上に設置でき、飛沫低減効果のある機器として、支援先にて開発された、光触媒を用いた小型飛沫除去装置について、KISTEC の技術開発受託制度を利用し、アセトアルデヒドやホルムアルデヒドといった有機ガスの分解性能など、機器の性能評価について支援を行いました。

ひかりクリーナーの外観
ひかりクリーナーの外観
  • この製品化事例に関連するお問い合わせ
  • 担当:川崎技術支援部 材料解析グループ