ウイルスを用いた抗ウイルス性能評価試験

支援先企業:エムアイサポート
KISTECの支援メニュー:評価法開発(令和3年度)

製品化への課題

「ナノアール」は、支援先企業がコロナ禍における除菌ニーズに応えるために開発した弱酸性次亜塩素酸水(pH5.2~ 6.0、150ppm)ですが、消費者に対して、抗ウイルス効果を数値で示すことが課題でした。

KISTECの支援内容

米国の液体加工品のウイルス不活化効果を確認する試験方法(ASTM1052) を参考に、ナノアールの抗ウイルス効果を評価しました。

試験の結果、ウイルス液と液体加工品を混合してから15 秒後には、99.999% 以上ウイルス感染価が減少し、抗ウイルス効果があることが認められました。

ナノアール(5L タンク、500 m L ポンプ、500mL スプレー、100mL スプレー)
ナノアール(5L タンク、500 m L ポンプ、500mL スプレー、100mL スプレー)
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  • 担当:研究開発部 評価センターグループ