卓上型次亜塩素酸水生成装置クロリメーカー

支援先企業:有限会社 アクア環境テクノロジー
KISTECの支援メニュー:試験計測(令和4年度)

製品化への課題

コロナ禍を受けて、安心で清潔な環境づくりのために、手軽に殺菌消毒できる手法の需要が高まっています。その一つとして、次亜塩素酸水の噴霧が有効であることが知られていますが、次亜塩素酸水は自然分解などで有効塩素濃度が低下しやすく、長期保存ができないという課題がありました。
そのため、その場で簡単に次亜塩素酸水を生成できる装置の開発が望まれていました。

KISTECの支援内容

KISTEC では、支援先企業にて開発された卓上型次亜塩素酸水生成装置について、有効塩素濃度の測定を行いました。

測定方法として、JIS 規格(B 8701:2017)及び食品添加物公定書(2018 年)に記載の方法を用い、装置添付の「酸性塩水」を水道水に添加し、装置で電解することで、所定の有効塩素濃度に近い濃度の次亜塩素酸水が生成されていることを確認しました。
(本装置は、支援先企業が川崎市「新しい生活様式」対応研究開発補助金に採択され、開発が行われました。)

実施した試験

  1. 有効塩素濃度測定

関連キーワード

  1. 電解機能水
クロリメーカーの外観
クロリメーカーの外観
  • この製品化事例に関連するお問い合わせ
  • 担当:川崎技術支援部 材料解析グループ