公衆トイレの清掃業務をサポートするロボットの開発

支援先企業:株式会社小川優機製作所
KISTECの支援メニュー:製品化・事業化支援事業(令和3年度)、生活支援ロボットデザイン支援事業(令和2年度)

製品化への課題

公衆トイレの清掃は業務を行う人材不足が深刻な状況となっています。
支援先企業ではこの社会課題を解決するため、清掃業務をサポートするロボットの受託開発実績を重ねてきました。

豊富な実績や知見を活かした自社提案型の開発を行うにあたり、市場を見据えたコンセプトデザイン、ビジネスモデルの構築が課題となっていました。

KISTECの支援内容

令和3年度にKISTEC の支援メニューを活用し、清掃業者の体験設計とビジネスモデルについて検討しました。

また、試作1号機及びコンセプトデザイン動画を「2022 国際ロボット展」に出展した結果、市場影響力の大きい大手交通メンテナンス企業とのマッチングにつながり、令和4年度に、同企業の協力を得てユーザーヒアリングを実施し、試作2号機を完成させました。

(試作2号機は、支援先企業が神奈川県の開発補助金に採択され、開発が行われました。)

コンセプトデザインCG
コンセプトデザインCG
  • この製品化事例に関連するお問い合わせ
  • 担当:事業化支援部 支援企画課 事業化促進・デザイングループ