高度加速寿命試験機によるプラスチック封止された電子部品などの耐湿性評価試験

高度加速寿命試験機の特徴

プラスチック封止された電子部品などの耐湿性を短期間に評価するために利用されます。
高度加速寿命試験には、飽和条件下(湿度100%)で実施されるプレッシャークッカー(PCT)試験と不飽和条件(湿度85%等)で実施するHAST(Highly Accelerated temperature and humidity Stress Test)試験があります。

(代表機器の型番)
  ESPEC EHS-412M(写真1)

(主な仕様)
  温度制御範囲:105~162.2℃、
  湿度制御範囲: 75 ~100%RH
  圧力制御範囲:0.020~0.392MPa(Gauge)
  内容量 : φ294×L318 mm
  通常棚(5kgまで)×2段(大・小各1段)
  乾湿球温度制御」「不飽和制御」「濡れ飽和制御」の3モードを装備
  *試験中に空気を残留させることにより、酸素が劣化要因に影響する試料の加速寿命試験に有効なAir-HAST 機能装備。

高度加速寿命試験機
写真1 高度加速寿命試験機

プレッシャークッカー(PCT)試験での温度・湿度・圧力制御

実際の運転結果(飽和条件)
図1 実際の運転結果(飽和条件)

図1は、151℃ ・100%(飽和条件)という設定で運転した結果です。

ご利用を希望される方へ

試験計測(依頼試験) , 技術開発受託(受託研究) で利用できます。

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